日本糖尿病協会歯科医師登録医に登録されました

日本糖尿病協会歯科医師登録医を取得しました。

ご存知のかたもいらっしゃると思いますが、歯周病は糖尿病の腎症、網膜症、神経障害、大血管障害、小血管障害に次ぐ６番目の合併症と言われています。
また、歯周病がある糖尿病患者さんでは、お口の中の血管障害、歯肉の代謝の異常、免疫機能の低下や唾液の減少から口腔乾燥となる場合があります。（唾液が少ないお口の中では虫歯や歯周病が早く進んでしまうんです！）
このように糖尿病と歯周病には密接な関係があることが分かってきています。

私の患者さんにも糖尿病からお口の中のバランスを崩しているかたがいらっしゃいます。
インフルエンザや急性腸炎のように性急に強い症状がでるわけじゃないので、患者さんも緊急性を感じにくいみたいです。
なるべく丁寧に説明して、治療の大事さやお口の衛生管理の仕方、乾燥対策などのご相談にのってきましたが、私自身が糖尿病の治療について知識を深める必要も感じて、今回この歯科医師登録医を取得しました。
個々の患者さんに応じたアドバイスが出来るよう、頑張ります！