嚥下内視鏡の勉強会行ってきました

今日は区内の老人ホームで嚥下内視鏡の勉強をしてきました。

一般的に歳を重ねると、モノを飲み下すのに関わる筋肉や神経の機能低下で、ムセやすくなります。
唾液や食物の破片などが気管に入るので、肺炎やひどいと窒息を起こすことがあるんです。
これを誤嚥(誤嚥性肺炎)といいます（≧д≦;）

こういうコトを減らすために、
　　患者さんの‘飲み込み機能’のどこに問題があるのか?
　　どういう訓練をすると機能維持に役立つか?
　　どんな食事形態がその患者さんにとって安全か？
こんなコトを考えるための検査が嚥下内視鏡検査です。

年頭から毎月一回この勉強に行ってますが、だんだんといろんなケースや問題点が私なりに見えてきたように思います。

学んできたコトを、私のような町の開業医が、日頃拝見している患者さんにどのように還元できるか……
いつも考えながら勉強会に臨んでいます。

この話し、これから時々報告しますね。
「最近、食事の時にムセること多くなったな〜」と心あたりがある方、
ご家族にお年寄りがいらっしゃる方、
一緒に考えましょうね。

追記　　休診日に木曜午後を加え、木曜午後と土曜午後・日曜祝日と致しました。